高次脳機能障害

皆様、初めまして。岡﨑憲司と申します。

僕は今40歳です。

僕は、今から23年前にバイクで事故をして脳挫傷になり高次脳機能障害を患いました。

なんか、この障害を受け入れるまでかなり時間がかかりました。僕は過去の時間の距離感がつかめません。一ヶ月前の出来事なのか、それとも三ヶ月間の出来事なのか。それに、記憶がすっぽり抜けてしまうことも少なくありません。

僕にはケースワーカーがついてます。マシュマロみたいな女性です。とても助けられています。はじめ若年性認知症だと思い、地元では有名な精神科に飛び込みました。そこで過去の事故の経緯を話すと、急性期医療センターにまわされ、そこで高次脳機能障害だと診断されました。僕のカルテには、・高次脳機能障害・記憶障害・注意障害・遂行機能障害・社会的行動障害と記されています。つい先日、今は適応障害にも陥っているみたいです。その理由は会社から強烈なパワハラを受けています。

17歳のときのバイク事故。それから半年後に目を覚ます僕。僕の脳は5歳児レベルと言われ知能低下。いつまでかはわかりませんが、事故から目を覚まし、しばらく頭の中に黒い幕が張ってました。その幕がとれた瞬間、一気に体が軽くなったのを覚えています。

今ではこの脳になっての方が人生長いので、僕は正直少し病識欠如な部分があります。やっぱりまだ自分で自分の障害をしっかり受け止めることが出来ず苦しい部分が多いです。

高次脳機能障害とは脳を損傷して引き起こす障害です。脳卒中(脳梗塞脳出血くも膜下出血)や、外傷性の脳挫傷等から高次脳機能障害になると言われています。

僕は精神障害者手帳2級です。この手帳が届いたとき、号泣したのを覚えています。「お母さん、ごめんなさい。折角五体満足で産んでくれたのに…」

今では前向きに高次脳機能障害の自分と向き合い、しっかり前見て歩いています。

こんな僕ですが、社会で生きていると様々な問題にぶちあたります。それらの内容を今後このブログに書き込んでいこうと思っております。

それでは皆さま、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。